1972-03-14 第68回国会 衆議院 商工委員会 第2号
私は、二百人、三百人の貿易官というものが在外公館にほんとうに常駐できるような体制でないと、通産省自体が現地の状態をつかむことはできませんし、それはほんとうに日本の国益を守るゆえんではない。
私は、二百人、三百人の貿易官というものが在外公館にほんとうに常駐できるような体制でないと、通産省自体が現地の状態をつかむことはできませんし、それはほんとうに日本の国益を守るゆえんではない。
出てくると思うが、チフヴィンスキーをソビエト政府の代表機関として認めるという場合には、中国の場合には中国の貿易機関は政府身分で業務を行い、政府の身分を持っておる貿易官は公務員としての待遇として認めて何ら差しつかえないと思うのですが、どういうわけで一体それを区別して議論されるのか、私にはよくわからない。ですからその点についての下田条約局長の一貫した御意見を伺いたいと思うのです。
ロシヤの貿易官はそういつております。ところがまわりまわつてイギリスから買つておるから、サントニンは倍の価格になるそうです。こういうことは非常に損でありますし、ロシヤと貿易すれば、東ドイツのカリあたりもどんどん来ます。そうすると安く手に入る。
たとえて申しますと、上海と青島くらい、日本でも長崎か門司港、博多あたりに設けて、貿易官が互いに出張して、向うの自由は今日の状態ではあります与えることができないから、国家が監視して貿易会社と取引をさせる。それが中共貿易の第一歩である。中共貿易ということを口にする人はたくさんあるけれども、方法の研究が足らぬ。
その余の公訴事実は、右のような会社経営の乱脈を現わす下ノ村勗以下の業務上横領、特別背任、外国為替及び外国貿易官理法違反などの罪であります。本件の中心をなします詐欺事犯の被作者が全国各地にありますので、多数の参考人の取調べを必要としたのでありまして、この関係の被疑者は総計いたしますと三十八名、参考人は純一万二千六御名でございます。
しこうして片一方は輸入に対しましては十分買手と同じようなやり方で金融をつけつようにいたしております何と申しましても、ただいままでの貿易は、貿易官理特別会計を通じてやつております。
それから大体そういう場所には、キーポート・バザーもございますし、それから各貿易官がおり、支所、本所がございますそういうものが連絡をしてそういう便宜を図つております。
最近におきましては、先ほど來野坂委員からも御意見も出ましたように、通商貿易に関する面で躍進遂げなければならない立場にありますので、通商官とか、あるいは貿易官というものの適格者を養成し得るような、そういう教育を大いにしなければならないというふうに考えまして、語学以外に、重点をやはり通商経済の訓練という方にも向けておる次第でございます。
○野坂委員 今の問題でもう少しお聞きしたいのは、たとえばわかりやすく具体的に例をとつて申しますと、將來外國と貿易が正式に始められたあかつきにおいて、上海なら上海に領事館を置く、そうするとそれと同時に通商産業省の方からも、貿易関係の特別の事務官とか事務所とかいうものが向うへできるのですか、あるいは前のように貿易官といつた外務省関係の通商事務員が向うへ行つてやるのですか、その点はどうですか。
というのは貿易再開とか、貿易に重点をおくとかいつたところが、海外に日本の実業家が支店も持つこともできない、政府としても、貿易官なり商務官なり、もしくは領事官を派遣して海外の市場に関する情報を持つておらない限りは、貿易発展ということはむずかしいことでありますから、でき得ることならば、なるべくすみやかに政府からもあるいは民間からも、常駐の役人なりあるいは支店なりを暫定協約によつてでも、あるいは各個別の國々
それから駐在の商務官、貿易官でありますが、これはぜひとも置きたいと思つて、実は外務省の外交官研修所ですかで、將來貿易官あるいは商務官になる人を養成したいと思つております。それで、この駐在員を置くということは、こちらのためでもありますが、向うのためでもあるので、やがてそういう機運になるようにいたしたい。
昨年貿易が再開されましたときに、この時流に便乘いたしまして、各地に貿易官とか、或いは貿易課というものを拵えておりましたが、今日では殆んど持て余しのような状態になつておるのであります。こういうような現実の情勢も見て、それぞれ整理すべきものは整理して行つていいのではないかと思うのであります。多数の準官廳でありますところの公團ができておるのであります。
御承知のように日本の再建は外國貿易の伸展にありということは十分官民共に理解しておるところでありますが、最近一般の風潮といたしましても、いわゆる政府貿易、官廰貿易というものの代りに民間貿易の伸展を期さねばならないと主張されておるのであります。
○西村(榮)委員 私は本日貿易官長初め貿易關係の人々に對して非難をする意思は毛頭もつておりませんが、先ほど來の答辯を伺つて、きわめて心細いものを感じました。今の貿易長官の答辯は、まつたく戰爭前の貿易觀念にとらわれておるのではないか。少くとも敗戰日本の經濟を背負つて立つ貿易というものは、もつと別な角度から高邁なる世界的規模において考慮していただかなければならないじやないか。